小学生に人気の通信教育は主に、進研ゼミ(チャレンジ)・Z会・スマイルゼミ・スタディサプリなど、他にも多数の教材があり、いざ我が子に通信教育を受講させようと思うとどれが良いか迷ってしまいます。
わが家では幼稚園から小学生・中学生と通信教育を通算11年間受講してきました。その経験とママ友など周囲の話を聞きながら、小学生の通信教育を比較しまとめてみました。
通信教育教材は似ているようで各社教材の特徴がありますので、おすすめポイントとどんな子どもや家庭に向いているかをご紹介します。
小学生の子どもに通信教育を検討している方が参考になれば幸いです。
小学生通信教育の料金比較表
小学生の通信教育は多数ありますが、なかでも人気の通信教育である進研ゼミ(チャレンジ)・Z会・スマイルゼミ・スタディサプリの学年ごとの毎月払いの料金を比較した表です。
通信教育各社は、毎月払いのほかに一括払いがあり、年間一括払いにすることで割引が適用されます。
通信教育 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
---|---|---|---|---|---|---|
進研ゼミ | 3,680円 | 3,680円 | 4,490円 | 4,980円 | 5,980円 | 6,440円 |
Z会 | 4,620円 | 5,060円 | 8,415円 | 9,515円 | 9,790円 | 10,065円 |
スマイルゼミ | 4,268円 | 4,510円 | 5,170円 | 5,830円 | 6,710円 | 7,260円 |
スタディサプリ | – | – | – | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 |
※Z会の3~6年生の料金は本科4教科に専科の英語を追加した料金になっています。
小学生通信教育の特徴比較
進研ゼミ 小学講座の特徴
進研ゼミ小学講座は老舗ということもあり、知名度も高く受講している小学生も非常に多い通信教育となっています。
同じくベネッセの幼児向け通信教育こどもちゃれんじも人気であり、幼稚園の頃にこどもちゃれんじで通信教育を初めて、その流れで小学生でも進研ゼミを受講している家庭も多いのでは無いでしょうか。
こどもちゃれんじの人気キャラクター「しまじろう」のように、進研ゼミ小学講座の低学年向けには、オリジナルキャラクター「コラショ」を使い、勉強に対して興味を持ちやすくしています。
キャラクターの他にも、マンガやゲーム感覚の勉強ができる電子教材などを活用し、継続して学習できる工夫がされているのが特徴です。
進研ゼミ小学講座には、テキスト教材であるチャレンジとタブレット教材のチャレンジタッチがあり、どちらのコースで受講するか選択することになります。
チャレンジタッチで使用するタブレットは専用端末であり、端末料金は無料となっています。
Z会 小学生コースの特徴
Z会は、現在、小学生のお子さんをもつ親御さんが小学生の頃からあり知名度も高い通信教育の一つ。Z会と言えば昔から難しいイメージや、勉強のできる子どもが受講するというイメージを持つ人が多いのでは無いでしょうか。
Z会は他の通信教育と比べ、問題が良質であるという評価をする方が多く、実際、難易度も比較的高くなっています。出題問題は基礎→応用→発展へと段階的につながる構成となっており、教科書レベルを超えた学力を養うことができます。
Z会はスタンダードとハイレベルを選択して受講しますが、スタンダードであっても教科書を越えたレベルの内容を扱っています。
Z会は、公立中高一貫校への圧倒的な合格実績があり、中学受験を検討されている家庭では通信教育はZ会を選ばれている方も多くいます。
スマイルゼミ 小学生コースの特徴
スマイルゼミはタブレットに特化した通信教育であり、進研ゼミやZ会がテキスト教材とタブレット教材を選択するのに対して、スマイルゼミはテキスト教材はありません。
受講に必要なすべてをタブレットに集約しているため、付録なども無く、付録や教材が溜まってしまうようなこともありません。
専用タブレットは手をついて書けるため、紙と同様に書けるためタブレット特有のストレスが無いのが特徴です。また、壊れにくい設計のため、低学年の小学生であっても安心して利用することができます。
「子ども英語教材」において(株)イードの保護者が選ぶ満足度No.1に2年連続選ばれており、コースによっては英検2級までの対策ができるようになっています。
スタディサプリ 小学講座の特徴
Z会や進研ゼミなどと大きく異なるのがスタディサプリ。厳選プロ講師陣による神授業動画が見放題という、これまでに無かった学習スタイルとなります。
小学生は4年生からが対象で、高校3年生までの授業動画を制限なく、学年を越えて視聴することができます。そのため、得意な科目や学習意欲の高い子どもはどんどん先取りした勉強が可能になります。
動画だけでは学力が身に付くか、心配になりますが全科目講師監修の授業テキストがあるため、テキストに書き込みながら予習・復習ができるようになっています。